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「ブラジルのアート・ネイチャー」

岡村淳監督ライブイベントー写真紙芝居編ー
「ブラジルのアート・ネイチャー」

【ご報告】
まったりと金曜日の夕方に開催された岡村淳監督のトークイベント無事終了致しました。
週末の貴重なお時間をいただき足を運んでくださったみなさんに感謝します。

アーティスト・岡村淳に出会った一時間ーー
「全ての写真は心霊写真である」という名言からはじまりました。
無造作のなかで無意識にはいりこんでしまうもの、そこから何を感じることができるか、
逆に何を撮らない(または撮れない)のかということを意識していくなかで
自分と被写体(または世界・社会)との関わりが見えてくるというお話にぐいぐい引き込まれていきました。

なぜ撮るのかというお話は人はなぜ書くのか、なぜ描くのかという
表現全てを横断する問いとなり、その表現をどう受け取るのか、また無意識に受け取ろうとしてしまう私たち自体も含めてこの「なぜ」は人間の生きる営みの根源なのだと再確認しました。

岡村さんが見せてくれたブラジルはアート、グラフィティあふれる街中や色彩豊かな昆虫、植物のいる西海岸地方の自然など表情豊かなものでした。
写真と写真の合間に流れ良く沖縄のお墓や大阪・梅田のドンキホーテを入れこんでくるなど笑いも忘れない姿勢は相変わらずでした。

動画に関してもブレルことも含めて血の通った画を、
ポジティブな感動をみんなに伝えたい!という言葉にみなさん深く頷いていました。

今回の訪日はまだはじまったばかりということで、
ライブ上映会は各地で続きます。
「岡村淳のオフレコ日記」でスケジュールをチェックしてみてください。

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岡村淳監督ライブイベントー写真紙芝居編ー
「ブラジルのアート・ネイチャー」
2016年4月15日(金)17時~(1時間程度)
*開場は10分前からになります

不定期で開催され、毎度好評の記録映像作家・岡村淳監督(在・ブラジル!)によるイベント第3弾。
今回は写真紙芝居と題して、サンパウロ都市部のグラフィティや錯綜するブラジル熱帯林の動植物のアート性について写真で紹介していただきます。ブラジルの書店や古本屋もでてきます。
監督の饒舌トークに引き込まれること間違いなし!
ぜひごおこし下さい。

<前回のライブ上映会の模様はこちらから。>

会場:SUNNY BOY BOOKS
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-14-15
(東急東横線・学芸大学駅東口徒歩約5分)
定員:8名程度(人数が多い場合は一部立ち見になります)
予約不要&入場料:無料(カンパ制)
お問い合わせ:info@sunnyboybooks.jp

【ブラジルの本屋さんのお話もあります↓】

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【プロフィール】
岡村淳(おかむら・じゅん)
記録映像作家。1958年東京生まれ。
早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。
考古学を学んだ後、1982年日本映像記録センター入社。
「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」の番組ディレクターを担当し、おもに中南米を取材。
1987年、フリーランスとなりブラジルに移住。
1997年から自主制作のドキュメンタリー作りを始める。
ブラジルの日本人移民、そして社会・環境問題をテーマとした映像作品の制作を継続中。
近年の作品に「あもーる あもれいら」(全3部)「サルヴァドールの水彩画」「リオ フクシマ」など。
「ひとりでもご覧になりたい方がいればおうかがいする」という方針で、
これまで日本、ブラジル、台湾、アメリカ、オランダなどでライブ上映会を実施。
公式ウェブサイト「岡村淳のオフレコ日記」

おかむらくんイラスト:こうのまきほ

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