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guse ars | RONS

【ご報告】

川辺や海辺に落ちている陶片――――そこに残された模様から新しいパターンを再構築するアートプロジェクトを展開するグセアルスの新作エキシビジョン、無事に終了致しました。
ゴールデンウィークだったこともあり、たくさんの方にお越しいただけました。
みにきてくださったみなさん、気にしてくださったみなさんありがとうございました。

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今回のテーマは「文字」ということで、陶片の中に文字が残されたものだけを選び、新しい模様を作り上げてくれました。出来あがったものは確かに文字の痕跡があるのに、ぱっと見は異国の模様を思わせるものばかりでお二人のセンスに今回も驚かされました。
作られたパターンは本のページをイメージしたもので、キャプションや段組みのようなレイアウトになっています。本展示に合わせて作られた新作ジン『RONS』のページをめくり、収められた作品群を眺めれば、より一層このイメージが伝わると思います。こちらは引き続きサニー店頭とオンラインで販売していきますのでぜひお手にとって見てみてください。

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また今回は陶片やタイル、漂流物や海など「グセアルス」の作品をイメージして、サニー店主が選んだ本コーナーも作りました。日本ではない、異国の物語を感じる作風というわけでポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアやユダヤ人作家アイザックバシェヴィス・シンガーの『愛のイエントル』、ジークフリート・レンツ『遺失物管理所』などを選んで並べました。

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会期中にはグセアルスのタイルがよく似合う、オキーフのお菓子販売もありました。
定番のスコーンやパウンドケーキの他、キャロットケーキやアプリコットタルトもあって盛りだくさんでした。
とわいえ、今回も閉店間際に品切れとなりました。(オキーフさんありがとうございました!)

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グセアルスの今後の予定として、村橋貴博さんのソロエキシビジョンが秋にあるそうです。コラージュ作家としても活躍する村橋さんの作品展もぜひ。

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guse ars | RONS
2017年4月22日(土)- 5月10日(水)

漂う文字は記号と化し 永い時を経て届けられた

“RONS” 組んで生まれる新たな文様

SUNNY BOY BOOKSで3年ぶりとなるguse ars新作エキシビジョンを開催いたします。
陶片のなかに隠れる文字や模様からつくられるパターンの数々――
店内に配置されて漂う文様作品を本のページを眺めるようにご覧ください。

会場_SUNNY BOY BOOKS
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-14-15
(東急東横線・学芸大学駅東口徒歩約5分)
平日 13:00-22:00/土日祝 12:00-21:00
期間中のお休み:4月28日(金)

作家在店予定日:4月23日(日)・5月7日(日)

お問い合わせ_info@sunnyboybooks.jp

【プロフィール】
guse ars|グセアルス
村橋貴博・岩瀬敬美による2人組のアートプロジェクト。
海や川に漂着する陶片を拾い集め、その模様をもとに作品制作、発表を続ける。
http://guse-ars.com

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