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岡村淳監督ライブ上映会「消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編」

kieta


【ご報告】
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嵐を呼ぶ、岡村淳監督ライブ上映会無事終了致しました。
ポスターの裏を繋ぎ合わせたスクリーンだったりと手作り感しかない上映会でしたが、
お客さんで来てくれていたコーヒーキャラウェイさんが急遽ウェルカムコーヒーを
振る舞ってくれたり、差し入れでスコーンを持ってきてくださった方がいたりと
和やかな空気のなか行うことができました。

監督自ら“地味な作品です。岩波新書を読まれる方でないと辛いかもしれません”と
冗談を交えてつつ「消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編」上映会は始まりました。

誰かに見せるために撮ったのではなく、上野英信の足跡を辿る犬養牧師の道案内とその記録として引き受けたという岡村監督。
その作品は今回来てくださった方にしっかりと痕跡を残しているようでした。
以下上映後のアンケートから一部抜粋です。

“1人1人の顔、そして声に接することは、文字を超えた力がありますね。”
“牧師と聴衆との温度差が印象的だった。”
“移民、エネルギー、ルーツ”
“今回の作品を見て、血の通ったものの強さというものを感じました。”
“全く知らないことだったので理解するのに苦労した。
まだ消化できていないがこれから知っていきたいと思った。”

炭鉱離職者との同化を試み、同じ環境で彼らのことを書いた
上野英信の記録文学のことをより知りたいと思いました。
語り手の犬養牧師のエネルギーは、ときに上野英信の影がちらつくほどで、
広がる創造力と熱量に圧倒されました。

特に忘れられない言葉を最後に。

“筑豊よ 日本を根底から覆す エネルギーのるつぼであれ”

上野英信が炭鉱の街だった筑豊に向けて投げかけた言葉です。
炭鉱が閉山されてもなお、創造のエネルギーに変換して闘いつづけよと励ます言葉ー
強く生きていこうと思いました。

またきっとサニーボーイシネマでお会いしましょう。
さよなら、さよなら、さよなら。

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「消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編」岡村淳監督ライブ上映会

1960年代のエネルギー革命により閉山した、
国内各地の鉱山で働く労働者たちのその後ーー
なかには農業移民として、はるか南米大陸に送られた人たちも少なくありません。

彼らの生活を追った記録文学の大作『出ニッポン記』(著:上野英信)
に端を発する岡村淳監督作品「消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編」の
ライブ上映会を4月24日(金)21時よりSUNNY BOY BOOKSで開催いたします。

「淳さんとの出会いは、学芸大学駅にお店をオープンして間もない頃でした。
あふれるパワーととまらないマシンガントーク(ダジャレ多様)に毎回驚かされますが、
仕事に向き合う姿勢やものごとの捉え方、深い知識(ほかにもたくさん)に尊敬の念は深まるばかりです。
著書の『忘れられない日本人移民』(港の人)も涙をこらえて読みました。
小さなお店での上映ゆえ少人数での会になりますが、
淳さん&参加してくださるみなさんと濃い時間をご一緒できることを楽しみにしています。
どうぞご参加ください。」_SUNNY BOY BOOKS

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上映日時:2015年4月24日(金)21:00~(2時間程度)
*この日のお店の営業は20時までになります。
*岡村監督もいらっしゃいます

会場:SUNNY BOY BOOKS
〒152-0004 東京都目黒区鷹番2-14-15
(東急東横線・学芸大学駅東口徒歩約5分)
定員:8名程度 *定員に達しました。ありがとうございます。
入場料:無料(カンパ制)

ご予約&お問い合わせ:info@sunnyboybooks.jp

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【プロフィール】
岡村淳(おかむら・じゅん)
記録映像作家。1958年東京生まれ。
早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。
考古学を学んだ後、1982年日本映像記録センター入社。
「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」の番組ディレクターを担当し、おもに中南米を取材。
1987年、フリーランスとなりブラジルに移住。1997年から自主制作のドキュメンタリー作りを始める。
ブラジルの日本人移民、そして社会・環境問題をテーマとした映像作品の制作を継続中。
近年の作品に「あもーる あもれいら」(全3部)「サルヴァドールの水彩画」「リオ フクシマ」など。
「ひとりでもご覧になりたい方がいればおうかがいする」という方針で、
これまで日本、ブラジル、台湾、アメリカ、オランダなどでライブ上映会を実施。
公式ウェブサイト「岡村淳のオフレコ日記」

IMG_6598「消えた炭鉱離職者を追って・サンパウロ編」
撮影・1999年/製作・2013年/114分
製作・構成・撮影・編集・報告:岡村淳

 

 

 

 

 

(トップ画/森一浩)

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