『海の本屋のはなし』（苦楽堂）『ラインズ』（左右社）他…最近の新刊入荷たち
平野善昌『海の本屋のはなし』（苦楽堂）￥2.052-（tax in）
＊新刊入荷
書店や出版社の方とお話する際、「街の本屋」の話題になれば必ず名前があがります。それが神戸の海文堂さんです。
2013年に閉店されて結局自分は行けずじまいでしたが、この本を手にしたとき緊張しました。
学びたいというよりも、受継ぎたい本屋さんの“気持ち”が詰まっています。
他の本屋さんの棚をみるってこともそういうことなんだよなーと改めて。
その準備が自分にできているか、独りよがりながら小さな本屋をこれからも続けていきたいと思っている身としてひとつ「問い」をもらったように思います。
あらゆる意味で本への姿勢をただします。
ティム・インゴルド『ラインズ』（左右社）￥2.970-（tax in）
＊再入荷
昨年の刊行以来新刊で扱っている本ですが、ずっと好調です。
うちみたいな小さなところで10冊近く動いています。
様々なジャンルを横断する「線」の存在ーその連なりが新しい世界、文化を作り出していきます！
【その他、最近の新刊入荷の一部（ジャンル問わず）】
・熊谷聖司『EACH LITTLE THING』
写真家・熊谷聖司さんのライフワークともいうべきシリーズ最新作。
・『微花』
言葉はなく、写真のみで春の花を紹介する花の図鑑第一作目。
・Naoya Matsumoto『about there』（YYY PRESS）
以前紹介した『GATEWAY』に写真を寄せていた写真家による風景写真集。
凛として風のない。
・『neoneo no.5』（neoneo編集室）
特集「完全ガイド 音楽ドキュメンタリー100 洋楽篇」
・横山裕一『ファッションと密室』（888ブックス）
「ネオ漫画家」横山さんの2014-15の作品を収録。
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