Top > Column一覧 > 南三陸、喜多方の旅

南三陸、喜多方の旅

2012.09.28

sunny

SUNNY BOY BOOKS 店主の日々雑記。

先日行われた「朗読劇・銀河鉄道の夜」秋の東北ツアーのお手伝いで南三陸と喜多方に行ってきました。

五月の春公演以来の再会、古川駅での古川さん、酒蔵での公演、謎のどこでもドア、
喜多方ラーメン、まさかの売り子騒動などなど。また愉快な旅の思い出がどっと増えました。

書きたいことは山ほどありますが、ひとつに絞らないとまとまらなすぎるので喜多方公演の特別ゲストのお話を。

喜多方といえば、ラーメンと酒蔵!
本公演も大和川酒造さんの蔵を改築したイベントスペースで行われました。

音響を担当する小島ケイタニーラブさんは鳥の声やタイプライターの音、ブタの鳴き声などいろいろな音で雰囲気を作り、
観客を作品に引き込みます。

でもこの日はいつもは聞かない、コオロギの声が響いていました。
『銀河鉄道の夜』は秋のお話ですから、この効果音があっても違いないなと思ったのですがどうやらそうでもないようで。
朗読とコオロギの共演@酒蔵、もうなんだか心が踊りました。

最後に出演者の挨拶で、柴田先生が特別出演・コオロギにも拍手!と言って会場は和やかな雰囲気に包まれました。

場所の空気や特性で同じ内容がありえない、舞台という不思議を体験した旅となりました。

さて、次はどこに行こう。

ではでは。

朗読劇・銀河鉄道の夜って?
「朗読劇「銀河鉄道の夜」では、賢治のこの不朽の名作を古川がオリジナル脚本に仕上げ、みずから渾身の朗読を試みます。加わるのは音楽家・小島ケイタニーラブの舞台音楽と主題歌、詩人・エッセイスト管啓次郎の書き下ろしの詩、そして翻訳家・柴田元幸のユーモアにあふれたバイリンガル朗読。4人の特異な個性のぶつかりあいから生まれた、まったく新しい「賢治」の世界です。」(HPより)
http://milkyway-railway.com/

↑ページトップへ