Top > Column一覧 > 中澤 季絵

Writer:中澤 季絵

中澤 季絵

中澤季絵(なかざわ・きえ)イラストレーター/絵描き  絵で暮らしをいろどる楽しさを軸に幅広く活動中。理科系出身、生き物がとてもすきです。脇役蒐集人。このページでは、本の中の道具を描き連載中。 www.kienoe.com

title-660x275それぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 13 ”トロッコ”

2017.08.07

トロッコ 「その後(のち)十日余りたってから、良平は又たった一人、午(ひる)過ぎの工事場に佇みながら、トロッコの来るのを眺めていた。すると土を積んだトロッコの外(ほか)に、枕木(まくらぎ)を積んだトロッコが一輛(りょう)…

続きを読む

title-660x275-660x275それぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 12 ”栞”

2017.06.27

「栞」 読んだページまでの目印。 読書のための道具。   お元気ですか?こちらは元気です。 本を読むのを少し休んでいた。 そのあいだに読んでいたのは、 この手のなかにある、これからの日々。 本は、どんな時もそば…

続きを読む

title-660x275それぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 11 ”百円札”

2016.08.11

百円札 「私は、七七八五一号の百円紙幣です。あなたの財布の中の百円紙幣をちょっと調べてみて下さいまし。 あるいは私はその中に、はいっているかも知れません。」 『女生徒』角川文庫より 「貨幣」 太宰治 作 * 誰かの、一つ…

続きを読む

title-660x275それぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 10 ”小壺狩”

2016.06.20

小壷 「見るともなく、喜平の眼はその小壺の上に落ちました。胴の締り工合(ぐあひ)といひ、 ふつくりとした肉つきといひ、平素(ふだん)あまりこんなものを見馴れない喜平の素人眼にも、 何だか謂(い)はくがありさうに見えました…

続きを読む

titleそれぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 9 ”花かんざし”

2016.01.30

花かんざし 「雑貨部は、広い土間にしてあって、その中に、硝子張りの陳列箱が並べてあった。 いろいろな土産物だの、花かんざしなどが、この陳列箱の中に並んでいるのが、美しかった。」 『中谷宇吉郎随筆集』樋口敬二 編 岩波文庫…

続きを読む

↑ページトップへ