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Writer:中澤 季絵

中澤 季絵

中澤季絵(なかざわ・きえ)イラストレーター/絵描き  絵で暮らしをいろどる楽しさを軸に幅広く活動中。理科系出身、生き物がとてもすきです。脇役蒐集人。このページでは、本の中の道具を描き連載中。 www.kienoe.com

title-660x275それぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 11 ”百円札”

2016.08.11

百円札 「私は、七七八五一号の百円紙幣です。あなたの財布の中の百円紙幣をちょっと調べてみて下さいまし。 あるいは私はその中に、はいっているかも知れません。」 『女生徒』角川文庫より 「貨幣」 太宰治 作 * 誰かの、一つ…

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title-660x275それぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 10 ”小壺狩”

2016.06.20

小壷 「見るともなく、喜平の眼はその小壺の上に落ちました。胴の締り工合(ぐあひ)といひ、 ふつくりとした肉つきといひ、平素(ふだん)あまりこんなものを見馴れない喜平の素人眼にも、 何だか謂(い)はくがありさうに見えました…

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titleそれぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 9 ”花かんざし”

2016.01.30

花かんざし 「雑貨部は、広い土間にしてあって、その中に、硝子張りの陳列箱が並べてあった。 いろいろな土産物だの、花かんざしなどが、この陳列箱の中に並んでいるのが、美しかった。」 『中谷宇吉郎随筆集』樋口敬二 編 岩波文庫…

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titleそれぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 8 ”めぐらし屋”

2015.10.02

めぐらし屋の、大学ノート   「黒い背にすり切れた金文字の商標が入っている厚手の大学ノートをひろげたとたん、蕗子さんは言葉を失った。表紙の裏に画用紙の切れ端が貼りつけてあって、そこに黄色い傘が描かれていたからで…

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titleそれぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 7 ”銀の匙”

2015.06.09

銀の匙   「私はおりおり小箱のなかからそれをとりだし丁寧に曇りをぬぐってあかずながめてることがある。私がふとこの小さな匙をみつけたのは今からみればよほどふるい日のことであった。」 『銀の匙』中勘助 作 岩波文…

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