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Writer:阿部 海太

阿部 海太

阿部海太 / 絵描き、絵本描き。 1986年生まれ。 本のインディペンデント・レーベル「Kite」所属。 著書に『みち』(リトルモア 2016年刊)、『みずのこどもたち』(佼成出版社 2017年刊)、『めざめる』(あかね書房 2017年刊)、共著に『はじまりが見える 世界の神話』(創元社 2018年刊)。 本の書き出しだけを読み、そこから見える景色を描く「フロム・ファースト・センテンス2」を連載中。 kaita-abe.com / kitebooks.info

ffs2-issue4-headerフロム・ファースト・センテンス 2 issue4

2019.07.21

ファースト・センテンス / 「もし自由なら逃げようと思ったりしない。」 荒野をローカルバスが走る。 ハイウェイ沿いのいくつかの町を通り過ぎて小一時間。 もう家も人もまるで見かけなくなった。 すぐに夜がやってくるが、いった…

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ffs2-issue3-headerフロム・ファースト・センテンス 2 issue3

2019.07.08

ファースト・センテンス / 「自分が見たすばらしいものを君に報告はしようと、僕は外の世界をちょっとだけ丹念にめぐって来ました。」 手紙のような可愛らしい言葉が並ぶ書き出しである。 生粋の旅人が使う言葉ではないだろう。 ど…

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ffs2-issue2-headerフロム・ファースト・センテンス 2 issue2

2019.06.19

ファースト・センテンス / 「いかめしさを演ずる男のダンサーたち。お互いに列になってつながりあう、きらびやかな無名の演技者たち。」 80年代後半に撮影された記録映画。 奄美大島の小さな村で行われた豊年祭の様子が映っている…

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ffs2-issue1-headerフロム・ファースト・センテンス 2 issue1

2019.05.21

ファースト・センテンス / 「冬だった。暖かさなどもうとうになくなったような裸電球の列が、 小さな田舎の駅の、寒々とした吹きっさらしのプラットホームを照らし出していた。」 思わずほっと口から白い息が漏れてきそうな書き出し…

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ffs-issue5-headerフロム・ファースト・センテンス issue 5

2016.09.04

ファースト・センテンス / 「モンドがどこから来たのか、誰にも言えなかったに違いない。 ある日たまたま、誰も気がつかないうちにここ、私たちの町にやって来て、 やがて人々は彼のいるのに慣れたのだった。」 幼少期を山を削って…

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