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「本屋の二人 vol.3」 <本屋の二人+絵描き>終了

2014.08.10

sunny

SUNNY BOY BOOKS 店主の日々雑記。

こんにちは。

吉祥寺・にじ画廊で開催された
「本屋の二人 vol.3 <本屋の二人+絵描き>」が無事終了しました。
(来て下さった皆様ありがとうございました。)

会場のにじ画廊さんはとても爽やかな空気が流れていて、
(スタッフのみなさまも爽やか!)居心地がいいです。
そんな理由で今回のテーマを「風」にしました。

(本屋の二人は・・既存の古本市や古本マーケットに参加するのではなく、
自分たちで本のない場所を探して、その場に合ったテーマで選書して
期間限定で本屋にしちゃうというものです。)

今回は森本将平さんの個展と共同開催で、本と絵のかけあいで生まれた作品
僕らが選んだ本、森本さんの新作が並びました。

静かな会場にちょっとした夏がおとずれた感じでした。
ゆるやかなオープニングパーティも行い、粒粒さんの本にみたてた小さなおにぎりが大好評でした。
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本に関しては・・
「句風を見つけるために、またふらり。江戸を味わい、いのちを味わう、ふらり旅」(『ふらり。』谷口ジロー)
「精気をうばう、じめっとした夏の風・・が文体を支配する」(『杳子・妻隠』古井由吉)
「金子光晴という感覚が、日本の風土をよむ。」(『IL』金子光晴)
「風になでられ、言葉は生まれる。」(『鳥への挨拶』ジャック・プレヴェール)
「幻想小説かSFか、ジャンルにとらわれない作風で読むものをとらえる言葉の魔術師」(『奇術師』クリストファー・プリースト)
などなど他にも “風俗” “風化” “風刺” “風雅” など風にまつわる本を探し、一冊ずつにコメントを寄せました。

 

今年の夏はいい風が吹きました。

次回はちょっと変わり種の活動になりそうです。
またお知らせします。

それまでみなさまお元気でー。

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