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Category:作家コラム

それぞれの道具「道具と出合う、本の中へ」 12 ”栞”

2017.06.27

「栞」 読んだページまでの目印。 読書のための道具。   お元気ですか?こちらは元気です。 本を読むのを少し休んでいた。 そのあいだに読んでいたのは、 この手のなかにある、これからの日々。 本は、どんな時もそば…

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ヘテロトピア通信 第19回

2017.06.11

<香港、家政婦の乱>Text by 下道基行  大学生だった90年後半頃、ウォン・カーワイの映画や写真集「九龍城」の中に見た香港は、様々な人々が行きかう混沌とした熱気と危険な香りがごちゃ混ぜになった無秩序な美しさだっただ…

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「もやもやの午」 其の四 『Documentary Poem “或る男のモノローグ”』

2017.05.24

 (肌寒さの残る春のはじめ。小雨。東京にある小規模な繁華街の外れ。細い通りに面した薄暗い立ち飲みバー。BGMは九十年代のアブストラクトヒップホップでボリュームは控えめ。ウイスキーが立ち並ぶ客席カウンターに六十代の男が一人…

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ヘテロトピア通信 第18回

2017.04.13

<ナミイをよろしく>Text by 姜信子  春です、サクラチルチル満開の枝垂れ桜の下に入れば、それはまるで白く揺らめく大きな傘のようで、むかしむかし鎌倉室町戦国安土桃山の遠いむかしに、大きな傘の下には異界が広がるとばか…

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荏田高校でのワークショップに寄せて

2017.02.22

荏田高校でのワークショップに寄せて  二年前の冬、pontoは神奈川県立荏田高校の嘉登隆先生からのお誘いで、高校一年生を相手に特別授業 をさせていただきました。その内容は、名前の各文字を頭文字にして文章を作る、いわゆる「…

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